補聴器

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補聴器

ご家族、周りの皆様へ


補聴器のご相談にいらっしゃるキッカケで一番多いのは「ご家族・周りの方から」のアドバイスです。
聴力の低下は徐々に進む場合が多いので、ご本人は気付かなかったり慣れてしまう場合も有り、
むしろご家族が心配をしてご相談にいらっしゃるケースが多いものです。

ご本人は「自分は大丈夫」「困っていない」と仰られますが、テレビの音や声が大きくて支障をきたすのは
ご家族の皆様となります。また「聞こえにくい」事が会話を億劫にして、次第に人とのコミュニケーションが
減ることになります。実はこれが思わぬ病気を誘発する場合も考えられます(詳しくは下記に)

ご本人の今のお気持ちよりも、ご家族の方がこれからの「ご本人の健康と安全」を守るため、
「ご家族の安心と快適」を見据えて、積極的に補聴器の使用をお考え頂ければ・・・と思います。

今や補聴器は、驚くほど高性能にスタイリッシュに進化しています。
ご本人が、昔のままのイメージをお持ちでいらっしゃると、新しい扉は開きにくいかもしれません。
ですが、実際に一度お試し頂きますと「カッコイイだろう?!」とご友人にも自慢したくなる様な
デザイン(グッドデザイン賞受賞)と高性能なスペックに更に驚かれる事と思います。

補聴器を使うと・・・

「認知症」・「うつ」 の防止


聴力は低下すると 会話の中で聞き違いが多くなったり、何度も聞き直す自分が嫌になったりして
次第に人と会話すること自体を 避けていく傾向にあります。

人と会話をしない ⇒ 外からの情報を入れない
この状態が長く続くと 脳は外部からの刺激を失って、だんだんと使わない機能が鈍ってしまい、結果
「認知症」なりやすいという研究結果があります。 

また男性の場合、「聴力の低下」を放っておいた場合、通常の約3倍も「うつ」になりやすいというデータもあります。

聴力の低下で 会話が億劫になっている場合は 出来るだけ早く検査を受け、
どの音域が どの程度、聞きづらくなっているのかを知る事が大切です。
毎日の生活の中で、積極的に会話に参加できる様に「よく聞こえる」「よく話せる」環境を整えます。

人と話して新しい刺激を受ける、自然の中の音を聞いて感性を研ぎ澄ます、などの生活をおくることが 
認知症やうつの効果的な防止策となります。




事故を防止する


ここでは、「聴力の低下」と「視力の低下」を、事故の危険性という観点で考えてみたいと思います。

一般的には「見えない」ことの方が重大な事と考えると思います。確かにそうなのですが、
「聴力の低下」は周りからは気付かれにくいために、車を運転するドライバーからは、
「きっと判っているだろう」「きっと聞こえているだろう」 という誤解を生んでしまいます。

ご本人は「見えているから大丈夫」と思われますが、背後から来る車は視野に入りませんので、
エンジン音に気づかなければ 避ける事は出来ません。

また、外での心配に限らず、家の中でも「聴力の低下」が招く事故は有ります。

キッチンタイマー音や沸騰したヤカンの音など、「火を止める」ための合図音が
聞こえないのは、とても心配な事です。



このように 「ご本人の健康と安全」を守り  「ご家族の安心と快適さ」のために

ぜひ 補聴器をお役立ていただけましたら・・・と思います。

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